ふわっと四柱推命 正義と忍耐の星 官星

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偏官と正官をまとめて官星と言います。女性の命式にとっては、結婚に関わる星、男性の命式にとっては、仕事や出世に関わる星というイメージが強いと思いますが、偏官や正官の持つ意味合いには、正義感や忍耐力という大事なものがあります。

とにかく真面目で優等生

命式の天干に偏官や正官がある人は、官星が喜神でも、忌神でも、自分を律して周囲に逆らうことなく、穏便に過ごしたいと思う人が多いです。

適度な強さの官星が命式の天干にあると、子どもの頃は、親御さんや先生の言うことをよく聞く優等生タイプになりやすく、決まりを守って真面目に日々を過ごしていく傾向が強いです。
本人は意識してそうしているわけじゃないのですが、「真面目だね」とか「優等生だね」と周りに言われるので、自分は真面目で堅物な人間なんだと思い込んでいる人もいます。
まあ子どもの世界は面白さや大胆さのほうがうけるので、真面目なところを褒められても、あまりうれしくないかもしれません。命式に官星がある子どもたちには、心の強さや、温厚で優しいところを褒めてあげるといいですね。

冷静で中立

適度な強さの官星が天干にあると、物事を冷静に見極め、中立な判断ができる人が多いです。

例えば、職場で上司や同期、後輩といった立場の違う人が集まっている中で、目上の人にこびたり、後輩に威張ったり、同期に対して何かしらの順列を付けるようなことはしない人が多いので、何かトラブルが起きたときは、冷静に原因と状況を分析した上で、立場を超えた最良の解決策を模索しようとします。

普段からみんなが働きやすい職場になるように、みんなが困るような原因を改善すべく動いています。情報収集や情報共有といった地味なことですが、良くない空気は早めに改善しようという冷静さと中立さあっての行動ですね。

中立な視点には自分も含まれているので、自分が良くなかったと思ったら素直に反省して改善しようとするのも、官星の良いところです。

怒らせてはいけない人

普段はあまり起こりませんし、冷静で、穏便に物事をまとめたいと思っているのですが、仲間に迷惑や不利益を与えておいて自分の非を認めない、改善しないような相手には、とことん立ち向かっていく強さを秘めています。

特に喜神の官星が強いと、環境の改善なり、不利益に対する謝罪なり、必要な勝利を勝ち取るまで、理詰めで相手に向かっていきます。そこまで動くことを決断しているときは、自分の立場を諦めるところまで準備と覚悟をしているので、容赦はしません。とはいえ、あくまで円満解決が目標ですから、引き際もわきまえているところがすごいです。

冷静で中立な見方ができる分、反骨精神も人一倍強いのが官星の特徴なので、こういうひとを本気で怒らせたら大変なことになりますね。

我慢しすぎにはご注意を

天干に官星があって強いと、とても我慢強い人が多いです。特に官星が忌神で強いと、頑張り過ぎて、何でも一生懸命過ぎて、自分自身がしんどくなってしまいます。
普段から頑張り続けているので、少しいつもと違うことが起きたり、予定外のことを頼まれたりすると、うまく対応できるかどうか心配でプレッシャーを感じてしまうようなこともあります。

天干に官星があって、心配性やプレッシャーに弱い感覚を持っている方は、それもまた官星の特徴なので、自分自身が気楽に、リラックスできる方法を見つけると良いですね。

ふわっと結論

官星が女性にとっては結婚に関する星で、男性に取っては仕事や出世に関する星と言われるのも、官星そのものが正義感と忍耐の星だからなのかもしれないと思います。だって、結婚生活も仕事も、忍耐力は絶対に必要ですし、正義感を持って家庭や会社を守っていかなければいけませんからね。

今の世の中、女性が家庭を守り、男性が外で働くという感覚自体がナンセンスな気もしますが、四柱推命が生まれたのは大昔の中国ですから、そのことを踏まえて、現代にも通じる判断をしなければいけないと思います。

どの通変星にも言えることですが、通変星の特徴が良いほうに発揮されるのは、命式にとって喜神であること、忌神ならできるだけ弱いほうがいいこと、忌神で強すぎると、通変星の特徴が全部裏目に出たり、特徴が自分を苦しめることもあるということです。
あくまで、ふわっと官星のことを知っていただいて、何かの役に立てたらいいなと思っています。