「うちの子、ぜんぜん本読まないのよ」、きっと世の親御さんたちの悩みの一つですよね。
私、子どもの頃はほとんど読書をしていませんでした。本を読み出したのは大人になってからです。でも、子どもの頃から本を読むのが好きな人っていますよね。
誰に言われなくても本を手に取る人って、本を読まない人と何か、どこか違いがあるのでしょうか?命式には、何か特徴があるのでしょうか?
天干に印授があると本好きになる?
印授は学問の星、知性の星と言われています。天干のどこかに印授があると、幼少期から誰に言われなくても本を手に取りやすいです。
印授が喜神なら、その傾向はより現れやすく、印授が忌神でも、さほど強くなければ本好きになる傾向があります。
例えば女優の芦田愛菜さん、まだ小学生ぐらいの頃のインタビューで、毎日たくさん本を読んでいるとお話されていたのがとても印象に残っていたので、プロフィールを参考に命式を勝手に見せていただきました(ごめんなさいね)。
ありました、印授! 時柱が分からない状態で見ているので簡易的な判断ですが、天干に印授がありました。芦田愛菜さんの人物像からも、印授の聡明な性質が出ているように感じますので、幼い頃から本好きなのは印授の作用で間違いなさそうです。
天干に偏印があるのも良い
偏印が天干のどこかにある人も、印授と同じく幼少期から本好きの傾向が出やすいです。偏印の表す性質は、印授とだいたい同じですからね、偏印が喜神ならその傾向はより強く現れ、忌神でもさほど強くなければ、読書好きの傾向が出ます。
私の娘は、誰に言われたわけでもないですが、4歳ぐらいから絵本を手に取るようになり、小学校1年生で図書館の常連になっていました。貸し出し枠いっぱいに本を借りて、読み終わったらまた図書館に行きます。
母親の私は、大して読み聞かせもせず、ましてや本を薦めたこともありませんでしたから、娘の行動にはもうびっくりでした。こんなふうに親を驚かせた娘の命式の天干には偏印があります。
ちなみに私の天干には印授も偏印もありません。大人になるまで本には興味がなかったです(苦笑)。
印授や偏印が天干にある人を見ていると、とにかく純粋に本が好きなんですね、「本を読んでいると落ち着く」とか、「本を読んでいるときが一番幸せ」という話をよく聞きます。天干に出ている印授や偏印の性質が、そのまま感覚的に、素直に行動に出ているということですね。
財星や官星も?
偏財や正財、偏官や正官が命式の天干にあって、それが喜神なら、読書好きになる傾向があります。さほど強くない忌神なら、わりと本を読む傾向があると思います。
財星や官星が天干にある人は実践型な人が多いので、物事の本質を知り、それを生かして何かをやり遂げたいという欲求を少なからず持っています。何か興味を持つことがあったり、困難にぶつかったりすると、新たな知識を求めて本を読み出します。簡単に言えば必要に迫られてということですね。
なので、幼少期に本にはまる子もいれば、学生時代に突然本を読み出したり、大人になってから難しいビジネス書をさくさく読めるようになったりします。財星や官星が天干にある人は、「知りたいことがあったから本を読んだら面白かった」とか、「必要に迫られて本を読んだらはまった」という感じで本を読み始めるんですね。
ふわっっと結論
べつに天干に印授や偏印、財星や官星がないから本を読まないということではないですよ、天干にある通変星の位置や強さ、他の通変星との関係でも変わってくることです。
それに、本は読まなきゃいけないものじゃなくて、読みたいから読むものですよね、学生のうちは、「本を読みなさい」と親や先生に言われるから仕方ないですけど、文章を読むのが苦手な人にとっては、本を読むのはかなりの苦行ですもんね。
本の面白さを子どもに伝えたり、読み聞かせをしたり、読書週間のきっかけをつくるのは大切なことですが、勧めてみても手応えが無い、反発されるようなら、苦手なのかなと思ってそっとしておくことも必要な気がします。そのうち自分から本を読み始めるかもしれませんよ。
本が好きな人がいるように、読書が苦手な人には、ちゃんと他に得意なことがあるものなんです。それがあらかじめ分かっていたら、子どもたちものびのびと好きなことにチャレンジできるし、親御さんも、理由が分かれば、もっと向いていることをお子さんに勧められるんじゃないかなと思います。