中国式四柱推命を始めてつくづく思うのは、
「本当にいろいろなことが分かるな」
ということです。
いま、何か悩みやお困りごとがある方、いつまでこの状態が続くのか知りたい方、具体的に状況を教えていただければ、命式と大運、年運を見て、いまの運気の状態、どんなことに気を付けて、どうやって過ごしていけばいいかを一緒に考えます。この先に巡る運気がどう変わっていくかをお伝えします。
「あなたはいま運気が良くないんですよ、だからどうしようもないですね」
なんて、読み解きの結果を押しつけるだけの冷たいお答えはしませんし、
「運命を受け入れましょう」
なんて諦めを促したりもしません。
苦しい胸の内を話してくださることは勇気のいることです。そんなご相談者様に私も精いっぱい寄り添いたいと思います。
どうやっていまを過ごしていこうか、来たる良い運気の時期に向けてどんな準備をしようか、ご相談者様の気持ちを伺い、尊重しながら、アドバイスを行う、それが中国式四柱推命です。
読み解きの準備
生年月日時、出生地を伺います
中国式四柱推命の読み解きをするためには、生まれた時間まで伺います。出生地も伺います。詳しい説明は省きますが、日本国内でも生まれた場所によって1時間近い時差が生じる可能性もあり、時柱が変わる可能性があるからです。
生まれた年、生まれた月、生まれた日、生まれた時間をそれぞれ干支に変換した八つの文字にしたものを出します。これが命式、八字とも言います。
命式を整えます
出した命式そのままでは読み解きができません。難しいことは全然ないですが、ここを怠る、間違えると、格局が正しく定められませんので、緊張しながらやっています。
◆参考 通変星
格局を定めます
見ただけで格局がすぐ分かる命式もありますが、格局に迷う命式もあります。命式の五行バランスを見て格局を定めるので、バランスが微妙な命式の場合は、その命式のご本人に、いくつかご質問して、格局を定めます。
「ええっ、本人に聞かないと分からないの、それって占いなの?」
このような厳しいことを言う人もいるかもしれませんが、中国式四柱推命は当て物ではなく、命式という生命の原点を読み解かせていただく学問(運命学)と私は考えていますので、少しでも格局判断に迷うことがあれば、素直に情報提供をお願いしています。
格局を間違えると、次に出す五行の喜神と忌神が真逆になり、読み解いた内容が全て逆になってしまいます。なので格局判断は慎重に行いますし、命式を読み解くための一番肝の作業ですから、自分を過信することなく、誠意を持って行います。
格局が定まれば、五行の喜神と忌神が分かります
喜神というのは、その命式をより良くしたり、助けたり、良くない五行を弱めたりする五行のことです。
忌神は、その命式を良くない状態にしたり、良くない五行をさらに強めたりする五行です。
命式に出ている十二支も、行運という後から巡ってくる十二支も、喜神と忌神に分かれます。
大運を出します
大運は、命式を見て出しますので、お一人お一人全く違う巡り方になります。男性と女性で出し方が違うので、生まれたときの生物学的性別を伺います。読み解きの際は、ご相談時のお気持ちに寄り添うように心がけています。
これで命式の読み解きの準備ができました。
いよいよ読み解き
毎年毎年、誰にも等しく巡る年運を合わせて見ていきます。
これだけの作業を毎回していますので、読み解きに時間がかかってしまいます。
命式を読み解いて何が分かるの?
命式をぱっと見て、その人の基本的な性格、大まかな適正や向き不向き、ある程度の恋愛の傾向や結婚運、ある程度の財運、ある程度の仕事運、基本的な体質傾向などが分かります。
基本的とか、大まかなとか、ある程度とか、中途半端な表現をしているのは、これらの要素が、大運や年運によってどんどん変化していくので、命式だけでは適切な答えが出せないからです。
大運と年運が大事
元の命式に大運と年運を合わせて読み解くと、はっきりとその人の人生行路が見えてきます。
いつ頃が良くて、いつ頃が良くない、長所が伸びる時期、欠点が出そうな時期、仕事やお金で苦労しそうな時期、良い出会いの時期など。
具体的に分かることは、
学校は楽しく通えそうか、部活に専念するのか、勉強が好きか、人間関係はどうかなどが分かります。
高校、大学、就職など、節目の時期に思い通りに進路選択ができそうか、ちょっと悩みそうかが分かります。
恋愛の時期が分かります。しかも、良い恋愛か、あまり楽しくない恋愛かも分かります。
結婚につながるような良い出会いの時期が分かります。
仕事がうまくいきそうな時期、仕事で悩みそうな時期が分かります。
お子さんのことで悩みそうな時期が分かります。
結婚生活がうまくいかない時期が分かります(配偶者の命式を一緒に見るとはっきり分かります)。
体調面で心配な時期が分かります。
他にもいろんなことが分かります。
何を悩んでいるのか、困っているのかを聞かせてください
上述したとおり、本当にいろんなことが分かりますので、それを一つ一つお伝えしていくのは大変です。幼少期から未来まで、毎年毎年を読み解いてあれこれ説明することよりも、いまの問題にどう向き合うかを一緒に考えるのが運命学です。
「私の性格を教えてください」、それをお伝えするよりも、
「彼氏とけんかばかりしてしまうのですが、どうしたらいいですか」と、具体的にお困りごとを教えていただければ、命式を見て、基本的な性格傾向をお伝えしながら、この先彼とどんな風になりたいかを一緒に考えることができます。
「四柱推命で見た子どもの性格を知りたいです」と聞かれるよりも、
「子どもが言うことを聞かなくて困っています」と、お困りごとを教えていただければ、具体的な状況を伺いながら、お子さんの基本的な性格傾向やいまの運気を見た上で、親御さんとの関係を一緒に考えることができます。
命式で出ている要素は、本人が基本的に持っている長所であり、欠点であり、人生行路の傾向なので、自分自身を知るという意味では重要な要素です。
また、この部分を素直に受け入れられるかどうかが、巡る大運や年運を利用できるかどうかの分かれ道になります。
占いは良くない結果を言われるのが嫌だからやらないというのも一つの考え方で、否定はしません。そういう人は多いなと実感しています。
これは私の考え方ですが、命式に現れている良くない五行(通編成)は、自分の欠点を教えてくれるもので、大運や年運で良くない運気が巡るのは、自分の行いを振り返るチャンスだと思います。
それを素直な気持ちで受け入れ、改善しようとすることができたら、自分の人生を少しは楽しいものだと感じられるはずです。
中国式四柱推命は、その人のもついろいろな要素と、いつ良い時期が巡り、いつ良くない時期が巡るかを判断し、ご本人にお伝えし、その上でどんな人生にしていきたいかを考えるお手伝いをする運命学です。
もし何か問題を抱えているなら、何かお手伝いができるかもしれませんので、お気軽にご相談くださいね。