ふわっと四柱推命 お金に困らない命式ってあるの?

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以前、「お金に困らない命式」と、「お金に縁がある命式は偏財や正財だけじゃない」という記事を公開していましたが、とてもよく似た内容でややこしかったので、1つの記事にまとめ直しました。

四柱推命で、天干に偏財や正財があると
「食うに困らない命式ですね」
と表現しているのをよく耳にします。

「食うに困らない」、うまいこと言いますね。
めちゃめちゃ個人の主観に任せた表現と思う私はひねくれているのかもしれない、
食うに困らないならいいじゃないかと思う人に失礼かもしれません。

四柱推命では、お金と言えば通変星の偏財か正財が命式にあるかどうかで財運が決まると思っている人が多いんですね。
でも、何でもかんでも偏財や正財が命式の天干に出ていたら、お金で苦労しないんだというのは間違いです。偏財や正財がとんでもない浪費や借金の元になるかもしれない命式もあるんです。

では、本当にお金に困らない命式とはどういうものなのか、
そして、お金で苦労するかもしれない命式についても考えてみようと思います。

◆参考 命式とは?

お金に縁がある、お金に困らない命式は?

身強の内格、従児格、従殺格の方で、天干に強い偏財や正財がある方、それからなんといってもやっぱり従財格の方ですね、従財格は、偏財や正財が強ければ強いほど良い命式です。

◆参考 格局

この方々は、偏財、正財が喜神になる命式なので、お金に困らない傾向が強いです。もちろん偏財や正財の強さによって一概には言えませんが。

◆参考 喜神・忌神

基本的には仕事が好きで、堅実で働き者なので、結果的にお金を稼げます。
理財能力があるので、きちんと貯蓄をしますし、余暇に使うお金は別に取っておくので、生活を圧迫するような浪費はしません。
必要なときに必要な金額を用意できますから、借金をする必要はありません。

仕事における計画的な借り入れは別です、金融機関から融資のお誘いがあるような、安定した経営者が多いです。

まさに「食うに困らない」ですね、こういう方々に送りたい言葉です。

お金で苦労しそうな命式は?

◆参考 通変星

強い比肩や劫財が命式にある場合

身強の内格、従児格、従財格、従殺格の方は、命式に比肩や劫財があると良くないです。

◆参考 格局

この格局の方は、日干を強めてはいけないので、日干を強める比肩や劫財があると、自我が抑えられずに、我がままになって、勤勉に働く意欲がなくなってしまいます。
当然、お金は貯まらず、浪費や無駄遣い、借金などに注意しなければいけません。

比肩はともかく、劫財は、「財をおびやかす」という意味の文字になっているので、なるほどと思う人が多いと思います。まさにそのとおりの作用をするのが比肩や劫財です。

偏財や正財が良くない命式

いまからとても大事な説明をします。

身弱の内格の方は、天干に強い偏財や正財があったら、お金で苦労し爽な傾向があります。
従旺格の方もそうです。

「ええ? 偏財だよ、正財だよ、何がいけないの?」
きっとそう思うことでしょう。

この格局の方は、天干に強い偏財や正財が出ていると、働くことがあまり好きじゃなかったり、なぜか仕事を選り好みする傾向があります。お金がないのになりふり構っていられないでしょうにと思うのですが。

お給料が入ったらぱぱっと使ってしまう、貯蓄なんて考えない、欲しいものがあれば借金もいとわないとか、稼ぐ量よりも使う量が多いという感じでしょうか。

常にお金の心配をしているわりには無駄遣いはやめられない、自分のためじゃなくて、誰かの借金の肩代わりなんていう人情話でも、とにかくお金が身につかないので注意しないといけません。

ぎりぎりの経済状態でも、住む家があって、毎日ご飯が食べられるなら、
「食うに困らない」
と言えるのかもしれませんが、私はそんなのんきな判断はできません。

その日暮らしなんて危なっかしいことをしていないで、なんとかして貯蓄をしなさい、財布のひもを締めなさいとお伝えしたいです。

と、散々なことを言いましたが、身弱の内格の方、従旺格の方には、偏財や正財ではなく、お金持ちになれるかもしれない通変星があるので安心してくださいね。

◆参考 通変星それぞれの意味

比肩や劫財も財運の星

格局が身弱の内格の方は、自分自身である日干が弱い命式なので、日干を強めてくれる比肩や劫財が天干にあると、その力を借りて日干が安定します。
その結果、しっかりとした考えを持って、一生懸命働いて、お金が身につきます。

また、偏財や正財は、日干を弱めて作用する通変星なので、格局が身弱の内格の方にとっては、天干にあると自分自身である日干が疲れて働けなくなる通変星になります。
その偏財や正財を弱めてくれるのが比肩や劫財です。

◆参考 五行の相生と相剋

比肩はともかく劫財は、漢字で表すと「財をおびやかす」という意味合いになるので、良いイメージを持たない四柱推命流派もあるようですが、中国式四柱推命では、通変星の名前で意味合いを判断したりしません。
命式にとって良い作用をするなら、劫財は良い通変星、良くない作用をする通変星は、偏財だろうが正財だろうが良くない通変星です。

身弱の内格の命式には、偏財や正財はなくてもいいけれど、比肩や劫財はぜひとも欲しい通変星です。

従旺格、従強格の方は、とにかく自分自身である日干をどんどん強めることが大事なので、比肩や劫財が必要です。

逆に、日干を弱めて作用する偏財や正財は、従旺格や従強格のように、日干を弱めてはいけない格局には要らない通変星です。

行運の巡りで財運は変化する

命式になくてもいい比肩や劫財、または偏財や正財が、大運や年運に巡る通変星によって弱まると、お金で苦労しそうな方も、お金に困らなくなります。
仕事が順調、頑張った分だけ収入も上がりますし、忙しく働いているときは無駄遣いをする暇はないですし、貯蓄が増えていきます。

逆に、お金に困らない命式の方は、大事な偏財や正財、または比肩や劫財が弱まる時期には注意しなければいけません。
堅実で働き者のはずの人が、つい甘い儲け話に乗ってしまい、気付いたら大損をしていたなんていうこともあり得ますので。

お金持ちになる可能性がある人は

長い人生、ずっとお金と縁があり続けるかどうかが、お金持ちになれる可能性の鍵になります。

命式の天干にある通変星を強めたり、弱めたりするのが、大運や念運で巡る通変星です。
せっかく命式に良い偏財や正財、または比肩や劫財があっても、大運や念運でそれらを強める通変星がなかなか巡ってこなければ、お金持ちになるチャンスが少ないと言うことです。

逆に、命式に欲しい偏財や正財、または比肩や劫財がないけれど、大運や念運に良い偏財や正財、または比肩や劫財が続けて巡っていると、その時期にはお金と縁ができやすいので、お金持ちになる可能性があります。

◆参考 中国式四柱推命について

ふわっと結論

自分の命式の天干に偏財や正財があるからといって、誰もがお金に困らないわけじゃないんです。そして、良い偏財や正財も、それを弱める通変星が巡るときは、お金で苦労することも普通にあり得ます。

格局によっては、偏財や正財ではなく、比肩や劫財が財運の鍵になるので、天干にある通変星だけで安易に財運を判断するのはくれぐれもご注意ください。

そして、中国式四柱推命では、財運は勤勉に働いて稼ぐお金を意味します。
命式では財運が弱いという判断になっても、ご自身がそのことを真摯に受け止めて、一生懸命働いて、計画的に貯蓄をする努力ができれば、お金持ちにはならなくても、お金で苦しまない生活はできると、私は思います。