四柱推命で見る『馬が合う人』とは? 人間関係の相性を考えてみる

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最初にお伝えしますが、今日のお話は、恋愛的要素は含みません。もちろん恋愛の参考にはなるかもしれませんが。
四柱推命的にどんな命式同士が馬が合うのかを考えてみようと思います。そうすることで、逆に自分が苦手だなと感じる人の雰囲気、タイプを知るヒントになるかもしれません。

内格の人と従格の人

内格同士は仲良し

内格の人は、安定を好み、単独行動をあまりしない傾向があります。もちろん一人でどこにでも行く人はいると思いますが、ある程度の予想や想像が付く範囲でのお一人様行動だと思います。
予想ができないことをしようとするときは、誰かを誘って一緒に始めたい、誰かと一緒だったら安心できるから初めてのことでもやってみようと思う傾向があります。
基本的には一人よりも誰かと一緒が安心しますし、安心できる環境だから自分らしくいられるので、同じように誰かと一緒に行動したい内格の人同士が一緒にいて楽なのだと思います。

仲良し数人で、こまめに連絡を取り合ったり、しょっちゅう食事に行ったり、旅行に行ったりして、それが楽しいから十数年続いているなんていう場合は、内格の人同士かもしれませんね。

従格同士は直感的に楽な相手

従格の人は、マイペースで自分の世界観をしっかり持っているので、単独行動でも、団体行動をしていても、頭の中では自由にいろんなことを考えています。
そのときの状況が面白ければ、頭の中では「もっとこうしたら面白いんじゃないかな?」と、自由に想像を膨らませているかもしれないし、つまらないと思っていたら、まったく関係ないことを考えながら、ただその場にいるだけというときもあります。

集団の中にいても、その状況が楽しいか楽しくないかが大事、集団の流れには興味がないとまでは言いませんが、基本的には自分で自分が楽しくなれるようにしているのが一番安定するので、同じような雰囲気を持っている従格の人同士は、直感的に素の自分でいられる、合わせなくていい楽な相手だと思うようです。

従格でも、従旺格同士、従児格同士、従財格同士、従殺格同士、従強格同士はさらに馬が合いそうです。

私の命式は従格です。付き合いの長い仲良しの友達は、なぜか従格の人が多いです。
お互いまめに連絡を取ることはなく、用事があったら連絡する程度で、趣味も好みも全然違うし、一緒に遊びに行くことはほとんどないですが、生き方やものの見方、考え方に共感できる部分が多く、合えば本音で話ができる貴重な友達です。

内格の人と従格の人の間では苦手意識を感じやすい?

上述したように、内格の人と、従格の人は、生き方や行動パターンのスタンスが少し違っていますので、自分と同じ感覚を相手に求めるのは難しいかもしれません。

内格の人は、従格の人の様子を見て、つかみ所がない、何を考えているか分からない、一緒にいてもかみ合わない、突飛な行動をするので安心できないと不安になりやすく、
従格の人は、内格の人の様子を見て、話や行動のテンポが合わない、変化が少ない、内容に興味が持てないなど、自分とのペースの違いに困惑します。

だからといって、内格の人と従格の人が絶対に馬が合わないということではありません。
先ほど書いたとおり、私は従格ですが、命式が内格の友達ももちろんいます。
そして、夫は内格です。お互いに行動パターンの違いがあるので、相手を束縛しないように、適度な距離感を保ちつつ、でも感覚の違いでもめたことはないと思います(たぶん)。

天干の通変星の並び方が似ている人同士は思考が似ている

馬が合うかどうかとは少し違うかもしれないですが、天干の通変星の並び方が同じ、あるいはほぼ同じだと、思考の組み立て方、言語化の仕方がとても似ているので、お互いが頑張って考えを伝え合わなくても、短い時間、少ない言葉で自分の意図が相手に伝わり、相手の言いたいことが理解しやすい傾向があります。
思考の組み立て方が近いので、誤解も少なく、認識のずれの修正もしやすいです。

どんなに一生懸命説明しても、いまいち伝わっていない気がする、相手が必死に訴えているんだけど、何が言いたいか分からないというのは、思考の組み立て方や、言語化の仕方が合っていないと言えます。それだけでエネルギーを消耗してしまうので、ビジネスシーンなどではちょっとやりにくいですね。

この天干の並びについては、通変星の喜忌を考慮しないといけませんので、何でもかんでもそうなるわけではないですが、お互いに通変星の並びが同じ、またはほとんど同じで、通変星の喜忌も同じなら、お互いの思考を理解しやすいです。五行も同じだとより顕著なようです。

あくまで思考の組み立て方が似ているだけです、性格や感情の動きとは違うので、仲良しになるかどうかは分かりませんが、こういう相手と仕事をすると、双方で考え方のすれ違いが少ないので効率がいいと思います。

私が命式を知っている2人の男性がいるのですが、天干の五行の並びがほとんど同じで、喜忌が同じ、五行も同じです。どちらも経営者です。人との接し方、人の使い方、言葉のかけ方、仕事に対する考え方、腹を立てるポイント、許せるポイントまでよく似ていてびっくりします。
お2人には接点がありません。もし話してみたらどうなるだろうなとつい考えてしまいます。仕事の面なら馬が合いそうな気がしますが、あまりにも似すぎているので同族嫌悪になるかもしれません。

日干同士の相性

四柱推命では最もポピュラーな見方ですね、男女の相性でも用いる判断方法です。

日干は、生まれた日の干支の干のほうです。10個ある十干のうちのどれかになります。

◆参考 天干と地支

10個ある十干には、それぞれ仲良しの十干がいくつかあります。
自分の日干の部分にある十干と、相手の日干の部分にある十干が仲良しの関係なら、比較的馬が合う傾向があります。

逆に言えば、十干にはそれぞれ中が良くないものもいくつかありますので、自分と相手の日干の部分にある十干が、あまり仲良しではないとき、なんとなく相手と馬が合わないと感じたりします。

四柱推命を少しでも知っていると、日干同士の相性で相手との関係を判断してしまいがち、私もかつてはそうでした。
でも、日干同士の相性は、命式で十干の喜忌をきちんと考慮しないと、本当に良い組み合わせかどうかは分かりませんので、自分と相手の日干だけを見て、合う合わないを判断するのは早計ですから注意しましょう。

命式同士の合う部分がたくさんあれば より馬が合う関係になりやすいの?

説明は要らないと思いますが、命式同士で合う部分がたくさんあれば、それだけ馬が合う相手になりやすいのは間違いないです。

でも、人間関係と命式を見ていると、お互いに馬が合う関係と思っている2人が、セオリーではあまり合わないだろう命式同士のときも少なくないです。
こんなとき、2人の命式をよく見ると、お互いの欠点を補い合う、苦手な部分を助け合うようなバランスになっていると感じています。

生きていく上では、馬の合う人ばかりと付き合っていくわけにもいきません。どんな人もご縁があって出会っているのですから、相手の良い面や、自分にはない尊敬できる面を探して、人間関係をより良くできるようにしたいと思っていれば、意外な人と実は馬が合うことに気付けるかもしれませんね。